-･　荒廃都市　NIGHT-WALKER (仮)･-
　　　　　　　　060515・16 プロット構想・制作　

荒廃した都市、その朽ちたビルを覆うように生い茂る樹木達。
人がいるようには見えない場所にただずむ少女。

いつからここにいるのだろう。
この街をずっと一人で…､
　ううん，君がいたね。

少女の後をついてくる一匹の黒猫。
起用に少女の肩に飛び乗りほお擦りする。

そんなおり少女の後ろからおぼろげな姿をしたものが迫ってくる。
「･････また、」
そう思いながら、少女は後ろに持っていた双剣を抜き、
一気に間合いを詰め瞬時に斬り伏せた。

「ずっとこんな事している気がする、
　　けど…。」
何かを思い出そうとしても思い出せない。
多分忘れてはいけない何かを。

■-----場面切り替え・街→学校前-----■


少女は忘れている記憶を探してこの街をさまよい続けている。
と、彼女に連れ添っていた猫が突然走り出した。
「・・・・。」
少女も無言のまま黒猫を追いかけ、

出た場所は廃墟と化したコンクリでできた学校。
あたりは、もう夕方だからか少し寂しげにも見える。

　初めて来た場所…、

そうは最初思ったが、少女は少しだけ懐かしく感じる。
「なんでだろ、ここ知ってる。」
そう思ったとたん、自然に彼女は学校の中へと足を踏み入れていた。

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と言う感じで始まる物語ですよ。